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洋楽生まれジャニーズ育ちのヲタクが好きなものを好きなだけ記録

《文豪ストレイドッグス》汚濁と双黒

待ちに待った…1週間長かった…中也の「汚濁」と双黒並びにリアタイで歓喜(笑)

原作はまだまだ読み進めれてないんだけども、言わずと知れた単行本8巻ネタ。欲を言うなら、もっと双黒の掛け合いほしかった!双黒が双黒であるその素晴らしさ…個人的だけども(笑)をもっと台詞でも楽しみたかったー!でも中也が可愛かったからいいかな、なんて。汚濁発動時の台詞も聞けたし、連れて帰れよも聞けて…中原中也さん、ポートマフィアよね?って可愛さをありがとう。

汝 陰鬱なる汚濁の許容よ

更めてわれを目覚ますことなかれ

羊の歌の一節を発動時の台詞にしちゃうなんて粋だし、紀章さんの少し低めの音域で発されるとキタ━(゚∀゚)━!ってなるよね?(なったよね?)

もっともっと狂気じみた感じでもよかったんだけどなーとか後から思うところはあるんだけど、このシーンを脳内再生しながら原作読むっていう贅沢を考えるとすごい幸せー。

ちゃんと俺を

拠点まで……

連れて帰れ…よ…

オチは言わずもがなだけど(笑)いやー、全体力消耗しきった状態だと嫌いな太宰にでも可愛いところ出ちゃうとことか、それに対して“任せなよ、相棒”って!!相棒って!!てなるのは仕方ない。

そもそも汚濁を使う時の中也って信頼と生命そのものを大っ嫌いな太宰に全賭けしてる訳で、それって物凄いポイント。これは影山と日向にも言えて、好きじゃないし寧ろ嫌いな相手にすべてを預ける瞬間がある、すべてを預けられる瞬間がある。それって好きな相手だったり好意的な距離感のある相手とか、普遍的な信頼を寄せてる相手では到達し得ない感情というかロジックだから、それがこの2人の関係性で素敵だなと。

つまりお互いに認めざる得ない何かを持っていて、そこに強烈に惹かれているからこそ、殺したいほど嫌いでも預ける瞬間が生まれる。もちろん物語としての面白みを加える演出ではあるんだけど、こういう正反対の感情を抱く相手がいるって、相手に対する感情も言動も揺らぐことがないよね。

 

中原中也太宰治がタイムスリップでもして文ストを見た時の言葉を聞いてみたい回だったなー。酒の肴にでもしてくれるだろうか?まさか自分たちがこんな形で夢にも思ってないだろうね。

中也推しとしてはもっとアニメでも中也を見たいところだけど、最高の噺を映像化してくれてありがとう。双黒の活躍、今後も超絶期待してます!!